電子工作ってなに?その1
「電子工作」という言葉を聞くと、はんだごてを使って難しい回路を作るイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし最近は、小さなコンピューターやセンサーを使って、誰でも気軽に「ものづくり」を楽しめる時代になりました。電子工作とは、電気や電子部品を使って、光ったり、動いたり、反応したりする仕組みを作ることです。
たとえば、次のようなものも電子工作の仲間です。
・LEDを光らせる
・ボタンを押すと音が鳴る
・温度を測る
・モーターを動かす
こうした仕組みは、私たちの身の回りの多くの機械に使われています。
自動ドアが人を感知して開くのも、エアコンが温度を測るのも、実は同じ「電子」の仕組みです。最近は、子ども向けの小さなコンピューターも登場し、家庭や学校でも電子工作を楽しめるようになりました。
イギリスで開発された micro:bit は、世界中の学校で使われている教育用コンピュータです。LED、ボタン、センサーなどが最初から搭載されていて、プログラムを書くことでさまざまな装置を作ることができます。
micro:bit 公式ページ(https://microbit.org/ja/)
プログラムは、ブラウザで使える MakeCode というツールで作ることができます。
MakeCode 公式ホームページ(https://makecode.microbit.org/)
ブロックを組み合わせるだけでプログラムが作れるので、小学生でもゲームや装置を作ることができます。また、MakeCodeのウェブサイトには、チュートリアルがたくさん紹介されています。
電子工作は、プログラミングやロボット、AIといった分野にもつながる「ものづくりの入口」です。難しい知識がなくても、まずはLEDを光らせてみるだけで、世界が少し面白く見えてきます。
このコラムでは、そんな電子工作の世界を、身近な例とともに紹介していきたいと思います。次回より、具体的な事例もご紹介していきますね。